スチュワードシップ活動に必要な実力を備えるための研鑽の場を提供し、適切なスチュワードシップ活動を行うための環境整備に資することを目指します。

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対話のコスト コーポレートガバナンス改革東証の論点に思う

投函者(三井千絵)   東京証券取引所は昨年7月から、「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議」を設置し、会合をかさね今年1月に論点整理を発表した。同日、その論点を踏まえた今後の対応方針も発表した。これはそ …

扉を開けた、アジアのヘッドクオーター香港

投函者(三井千絵) 5年ぶりの香港 「多くの人が誤解しているんですが、香港では一度も強制的なロックダウンは行われていないんです」香港で金融サービス支援業に従事するR氏は、不思議なぐらい強調した。おそらく多くの人から繰り返 …

金融庁、資産運用業高度化プログレスレポート 2023公表

投函者(三井千絵) 金融庁は4月21日、4回目の「資産運用業高度化プログレスレポート」を発表した。   一新されたコンテンツ 2020年に初めてこれが発表された時は、資産運用業のパフォーマンスやガバナンスに光を …

株主総会2023その1 株主総会と経営者 – キヤノンの場合 —

投函者(三井千絵)   – – 伝統的な経営者、ぜひ新世代に伝える工夫も – – – キヤノンの株主総会は、桜が満開の下丸子駅から8分も歩いたところに …

若い市場の投資家団体 – フィリピン —

投函者(三井千絵)   休暇もマイレージも消化しなければならない3月末、筆者はフィリピンマニラを旅行した。(マニラは最も少ないマイレージで特典航空券が得られる都市の一つだ)短い滞在だったが幸いにも、フィリピンに …

もう一つの四半期一本化問題

投函者(三井千絵)   昨年12月の金融審議会ディスクロージャーWG(以下、DWG)では、長い議論の末第一四半期、第三四半期の四半期報告書(金融庁EDINETで提出/閲覧する開示書類)を、それぞれ取引所に提出し …

ESG投信は誰のために?

投函者(三井千絵)   叩かれるESG投信 12月19日、金融庁はESG投信の監督指針案を公表、1月27日まで意見を募集した。この監督指針は欧州のSFDR(投資家のESG開示規則)の施行や米国のESGファンドの …

東方の”サステナビリティ開示”の夜は明けるか? (1/9 更新)

投函者(三井千絵) 年末年始の休暇に筆者はソウルを旅行した。休暇だったが、思いもよらず韓国のサステナビリティ開示の議論を知る機会となった。   アジアのサステナビリティ開示と韓国 年末年始のソウルは氷点下が続き …

日本の投資家ももっとコラボレートしよう

投函者(三井千絵)   アジア株に投資をする投資家による団体ACGA(Asia Corporate Governance Association)は11月10日と11日、ロンドンで4年ぶりとなる対面のカンファレ …

競争するアジア各国と動き出す人々

投函者(三井千絵)   OECDガバナンス原則改訂 10月20日、21日、OECDは3年ぶりのAsia Round Table on Corporate governanceを開催した。G20/OECDのコーポ …

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