スチュワードシップ活動に必要な実力を備えるための研鑽の場を提供し、適切なスチュワードシップ活動を行うための環境整備に資することを目指します。

ブログ

Key Audit Mattersがやってきた!

投函者(三井千絵)   3月27日、キヤノンが有価証券報告書を提出した。この監査報告書は今年から早期適用となったKey Audit Matters(監査上の主要な検討事項、以下KAM)の記載がなされる新しいレイ …

NTTとトヨタの業務資本提携ー2000億円の相互出資は株主の納得を得られるか?

(投稿者 木村祐基) 3月24日、日本電信電話(NTT)とトヨタ自動車は、スマートシティビジネスの事業化に向けて業務資本提携を行うことを発表した。日本を代表する優良企業同士による新時代に対応した共同事業であり、この業務提 …

英国市場規制当局、現状下で求められる開示のガイダンス公表

投函者(三井千絵) 英国3当局による共同声明 英国で市場に関わる3つの行政当局FRC(Financial Reporting Council)、FCA(Financial Conduct Authority)、PRA(P …

新型コロナウイルスのリスク開示をいかに行うか? 豪会計基準審議会FAQを公表

ーー今こそ試されるマネジメントの力量ーー 投函者(三井千絵)   オーストラリア会計基準評議会のFAQ オーストラリア会計基準評議会(AASB)は、コロナウイルス感染の拡大から予想される財務報告とその監査に向け …

EUタクソノミ、テクニカル・エキスパート・グループ最終報告(1)

投函者(三井千絵) 一万人を超えるWebinar視聴者と600頁に近い最終レポート 3月12日、ブリュッセルにある欧州委員会の建物のひとつ、シャルルマール・ビルディングの会議室に、数人のパネリストや開催に携わる関係者だけ …

投資家ミーティング、企業の対応を考える 〜コロナウイルスに立ち向かう中で(3/11更新)

投函者(三井千絵) 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を防ぐため、政府は2月中旬に”不要不急の集まり”を自粛するよう呼びかけ、3月からは全国の小中学校を休校にした。2月の上旬からまずは中国への、続けて …

有価証券報告書を評価することの意義  — 金融庁「開示好事例集」に思う

投函者(三井千絵)   金融庁は11月29日、有価証券報告書の「開示の好事例集」を更新した。 これは2019年3月末から適用された開示府令の改正(一部は今年は早期適用)にあわせ、金融庁が取り組んできたもので、今 …

2019年株主総会 LIXIL その2

― 議決権行使の責任 “企業価値向上へ向けたそれぞれの判断” ― 2019年株主総会 LIXIL その1 投函者(三井千絵)   2018年秋の突然の瀬戸CEO解任から、株主から臨時株主総会を要求されていたLI …

2019年株主総会 LIXIL その1

— 企業のガバナンスに対する株主の行動責任 “企業価値の毀損を看過せず” — 投函者(三井千絵)   2019年3月20日、マラソン・アセットマネジメント(以下マラソン・アセット)他3社 …

TCFDに取り組むフランスは、なぜ非財務情報全体の標準化に着手するのか?

投函者(三井千絵)   昨今、日本でもTCFDの議論が盛んになってきたが、海外でもここのところ非財務開示といえば、TCFDの議論をしているといってもよいぐらい、非財務開示の代名詞のようになってきている。 フラン …

« 1 8 9 10 14 »
このブログのページは、当研究会の会員が自由に個人の意見を発信する場です。掲載されているブログの内容は、各筆者個人の見解であり、スチュワードシップ研究会または各筆者が所属する組織の意見を代表するものではありません。
PAGETOP
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.