「建設的な対話」は原理を重視して
2018年2月2日 SSコード、CGコード未分類
(投函者:明田雅昭) 官民あげて「会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上」を目指す企業統治改革が推進されている。その最も重要な手段が投資家と企業の間の「建設的な対話」である。昨年五月に経産省がガイダンスを提示したこ …
英国FRCのTiering(運用機関評価)、日系運用会社Tier1になる
2018年1月18日 SSコード、CGコード
投函者(三井千絵) 2016年11月、英国FRCは、スチュワードシップ・コードの受け入れを表明し、FRCのホームページ上に名前が掲載されていた302団体について、スチュワードシップ・コードの実施状況を調査し、分類した結果 …
「監査報告書の透明化」でも課題となる「2つの財務諸表」問題
2017年12月21日 未分類
(木村祐基) 企業会計審議会監査部会において、「監査報告書の透明化」(いわゆる長文監査報告書の導入)についての検討が進められている。会計監査プロセスの透明性を高め、監査報告書の内容を充実することは、投資家としても大変歓迎 …
「四半期開示問題」を英国の投資家はどのようにみているか?
2017年12月20日 未分類
投函者(三井千絵) 先の当会ブログで、スチュワードシップ研究会木村代表から四半期開示に関する日本の動きと投資家の意見について紹介が行われたが、それでは海外の投資家は四半期開示をどのようにみているのだろうか。2000年から …
「四半期決算開示」の論点 ~危惧される拙速な「見直し」論議~
2017年12月16日 SSコード、CGコード
(木村祐基) 四半期決算開示について「見直し」議論が提起 本年(2017年)6月9日に公表された「未来投資戦略2017」において、「四半期開示については、義務的開示の是非を検証しつつ、企業・投資家を含む幅広い関係者の意見 …
英国のアニュアルレポート改定と日本への示唆 – 欧州非財務開示指令と会社法172項–
2017年10月12日 未分類
投稿者(三井千絵) 英国では昨年末から、Annual Report(法定開示書類:日本の有価証券報告書にあたる)の開示要件に影響のある、2つのレギュレーションの改定を行っている。今年から施行になるEU Non-Finan …
投資家と企業のコミュニケーションにおける短信サマリーの役割
2017年6月24日 未分類
投稿者(三井千絵) 2016年の金融審議会ディスクロージャーWG(以下、WG)での議論に端を発し、東京証券取引所(以下、東証)から提案された「決算短信簡素化」(東証は“自由度の向上”と表現)を反映した決算短信(以下、短信 …
株主総会シーズンを迎えて―株主総会の7月以降開催を期待する
2017年6月13日 SSコード、CGコード株主総会
(木村祐基) ◇集中日の分散は進んでいるが・・・・・ 今年も「株主総会シーズン」がやってきた。日本の株主総会では、長年「集中日回避」が課題としてあげられてきた。 5月2日に東証が公表した資料「2017年3月期上場会社の定 …
決算短信簡素化の実施を控えて投資家の懸念と意見 ~決算短信のサマリー情報と連結財務諸表は必ず一体として開示されるべき~
2017年4月11日 SSコード、CGコード株主総会
(木村祐基) 決算短信様式の自由化が3月期から適用 東京証券取引所(以下、東証)が公表した「決算短信・四半期決算短信の様式に関する自由度の向上のための有価証券上場規定の一部改正」が、2017年3月期決算から …
運用会社に聞く、スチュワードシップ・コードの「3年間」と「これから」 –コード改定に向けて–
2017年4月7日 SSコード、CGコード
投稿者(三井千絵) 2014年に策定された「日本版スチュワードシップ・コード(以下、コード)」は、当初より3年目に改定することを定めていた。そのため金融庁は、2017年に入ってから有識者会議を設置し、年度末までのわずか3 …