スチュワードシップ活動に必要な実力を備えるための研鑽の場を提供し、適切なスチュワードシップ活動を行うための環境整備に資することを目指します。

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株主総会は有報の後に — 有報をもとに株主総会の議論を —

投函者(三井千絵) 4月3日、岸田首相は「有価証券報告書の開示時期を株主総会前にする環境整備について、金融庁を中心に検討を進める」と表明、その背景はこれが「海外の投資家からの要望」と理解されているため、今回は少し前進する …

親子上場、役員報酬、事業戦略、経営者に問う個人株主 (2024株主総会 1 )

投函者(三井千絵) プライムに残る条件 2024年が始まりはや3ヵ月がたち、今年も株主総会シーズンがやってきた。 ここ数年にはない寒さが長引く3月だったが、後半になると12月末決算企業の株主総会が開催されはじめた。オンラ …

良い「ガバナンス」は全てに優先する

投函者(三井千絵) データ改ざんのカルチャーと持ち合い株 グローバルな資産運用会社GMOは2月14日、13年間投資をしてきた豊田自動織機について、昨今指摘されているデータ改ざん等ガバナンス問題についてエンゲージメント/提 …

東南アジアの真剣度  – トランジション・ファイナンス —

投函者(三井千絵)   ADB(Asian Development Bank(アジア開発銀行))は、1月29日から31日、タイの首都バンコクで、地元金融当局と共催で第39回ABMI ASEAN+3 Bond M …

ACGA ランキング、日本2位獲得を考える

投函者(三井千絵) 昨年12月、Asian Corporate Governance Association(ACGA)は恒例の2年毎に実施しているアジア太平洋地域におけるコーポレートガバナンスのクオリティ調査CG Wa …

来れ、スタートアップ・アセットオーナー

投函者(三井千絵) 資産運用立国と資産運用会社の起業 2023年6月「骨太方針2023」が閣議決定され、「資産運用立国」が始動した。主な骨子は、個人年金の抜本改革、金融教育や中立的な投資助言などの見直し、資産運用会社・ア …

資産運用立国2023年の課題とその解決に向けて

投函者(三井千絵) 資産運用立国 2023年6月16日、政府は「骨太方針2023」を閣議決定し「資産運用立国」という政策プランを始動した。それについてはさまざまなところで語られているが、主な骨子は、NISAやiDeCoと …

マレーシアの取り組み(後編)–日本と共通する課題–

投函者(三井千絵) 経済協力開発機構(以下、OECD)は年に一度、Asia RoundTable on Corporate Governance(以下ラウンドテーブル)という会合をアジア各国の金融当局と一緒に開催している …

マレーシアの取り組み(前編)–女性役員30%達成–

投函者(三井千絵) 経済協力開発機構(以下、OECD)は年に一度、Asia RoundTable on Corporate Governanceという会合をアジア各国の金融当局と一緒に開催している。1999年にG20/O …

女性活躍とボードダイバーシティの違い

投函者(三井千絵) ラウンドテーブルでの議論 9月末、あるグローバルな投資家団体と資産運用会社合同のジェンダーダイバーシティに関するラウンドテーブルが東京で開催された。英語と日本語が混ざり合った活発な議論が行われ、参加者 …

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