スチュワードシップ活動に必要な実力を備えるための研鑽の場を提供し、適切なスチュワードシップ活動を行うための環境整備に資することを目指します。

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日本版EMP、EではなくIで考えるべき

投函者(三井千絵) 昨年12月に発表された「資産運用立国」の実現に向けた政策プランには、官民連携して新興運用業者に対する資金供給の円滑化を図る目的の新興運用業者促進プログラム(日本版EMP)が盛り込まれている。同プランに …

2024年6月総会(後編)  ーーサステナビリティを語る経営者たちーー

投函者(三井千絵)   社の使命を大演説「株価なんて小さなこと忘れましょう」 – ソフトバンク — ソフトバンクは、オンラインの参加者も議決権行使、株主質問、動議といった株主としての権利 …

株主総会基準日は有報の後に ――株式市場の健全性向上に――

投函者(三井千絵)   この4月、岸田首相は突然「有価証券報告書(以下、有報)の開示時期を株主総会前にする環境整備について、金融庁を中心に検討を進める」と表明し、その背景は「海外の投資家からの要望」であったため …

2024年6月総会(前編)  ーー経営のサステナビリティを問う株主たちーー

投函者(三井千絵) 大雨の中、“お詫び”で始まる株主総会 6月18日10時、大雨のなか日本航空株式会社(以下JAL)が有明ガーデンシアターで株主総会を開始するのと同じ時、西の愛知県豊田市ではトヨタ自動車(以下トヨタ)がそ …

アセットオーナー・プリンシプルは日本の資産運用業界を変えるか?

投函者(三井千絵) 6月3日、内閣官房、新しい資本主義実現本部事務局は、アセットオーナー・プリンシプルの案を提示した。今後パブリックコメントに供されるが、6月12日現在、まだその予定は発表されていない。 この新しいプリン …

人手不足への対処を問う個人投資家(2024年株主総会2)

投函者(三井千絵) 2024年5月総会の企業も先週までに無事総会を終えた。2社しか見ることができなかったが、業種の異なる2つの会社で、共通したのは人手不足に対する経営者/取締役会の心構えに関する質問が目についたことだった …

Confronting the Governance Challenges of Cross-Shareholdings. (Activity Report)

 Japan Stewardship Forum PWG[i] Group for Expressing Opinions on Cross-shareholding We have been discussing Cr …

政策保有株式を取り巻く問題提起のその課題解決に関して   (活動紹介)

スチュワードシップ研究会PWG[i] 政策保有株式に関する意見発信グループ 政策保有株式は長くコーポレートガバナンスおよびバランスシートの効率性の問題点として指摘されてきましたが、コーポレートガバナンス・コード導入10年 …

株主の権利、カルパースがエクソンの全取締役候補に反対する理由

投函者(三井千絵)   株主提案を行った株主に対する訴訟 5月20日、カルパースは自社のHPに意見を公表した。タイトルは「カルパースがエクソンモービル(以下、エクソン)取締役会に反対票を投じる理由」。カルパース …

広大な国のグリーンファイナンス、女性活躍  — モンゴル —

投函者(三井千絵)   今年のGWはモンゴルで過ごそうと考えた。コロナ中に新空港ができ、今は成田から直行便でわずか5時間の距離だ。JALとコードシェアをしているモンゴル航空に乗り、機内誌の頁を開くと、モンゴルへ …

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