スチュワードシップ活動に必要な実力を備えるための研鑽の場を提供し、適切なスチュワードシップ活動を行うための環境整備に資することを目指します。
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意見の広場

「米国流「ガバナンス」が企業を弱くする」を読んで(4)

(QP)問題は、経営者が内部留保を預ける株主に対して十分夢や希望を経営ビジョンとして伝えていない可能性だ。研究内容が他社に知られてはならないならば、社外取締役にそのモニターを頼めばよい。本文はWedge Special …

「米国流「ガバナンス」が企業を弱くする」を読んで(3)

(QP)そもそもガバナンスを強化するように要請していたさまざまな組織(投資家も企業も)が形式主義に陥っていたことを反省するべきだ。本文はWedge Special Report(2016年3月号)を読んでの個人的な見解を …

「米国流「ガバナンス」が企業を弱くする」を読んで(2)

(QP)伊藤レポートの8%はそもそも分かりやすさのために提示された。マーケット・インテリジェンスの要素として企業価値創造のプロセスを理解することと最適な財務戦略を策定することという指摘は大変重要だ。本文はWedge Sp …

「米国流「ガバナンス」が企業を弱くする」を読んで(1)

(QP) 不正は「株主ガバナンス」で止めるべきものではなく、内部統制の問題だ。いま日本に必要なのは、短期志向ではない株主ガバナンスの強化だ。本文はWedge Special Report(2016年3月号)を読んでの個人 …

「自己資本」でなく「株主持分」と言おう!-東証・決算短信への提言ー

木村祐基 スチュワードシップ・コードとコーポレートガバナンス・コードが制定され、長期的企業価値の向上という目的は広く認知されてきた。上場企業の間では、ROEの重要性についても急速に認識が高まっているようだ。 ところで、R …

長期保有と長期的視野の違い

スチュワードシップ研究会有志  長期保有と長期的視野の違い  スチュワードシップ研究会で議論する投資家有志は、企業や一部投資家の「長期投資」概念の混乱に関する我々の懸念をできるだけ分かりやすく述べ、企業と投資家のコミュニ …

日本企業におけるコーポレートガバナンスの問題と「空気」
-「空気」の支配からの脱却-

 20年の長きにわたって低迷を続けている日本経済の回復は、日本企業の復活なくして達成できない。しかし、日本企業は、新興国企業の追い上げによって、競争力を失ってきている。こうした日本企業の抱える問題は多いが、その最大のもの …

株主総会の7月以降開催の実現を強く期待する

木村祐基 ◆「株主総会の分散化」は投資家にとって最重要の課題 2月に入り、そろそろ3月期決算会社では、本年の株主総会に向けて役員候補者の選任などの準備が本格化する時期であろう。我が国の株主総会といえば必ず話題になるのが「 …

政策保有株式に関する意見

 スチュワードシップ研究会有志  政策保有株式に関する意見 趣旨: スチュワードシップ研究会で議論する投資家有志は、コーポレートガバナンス・コードの企業による受け入れ本格化に際し、スチュワードシップの精神に則り、上場企業 …

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