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株主総会

株主総会、議決権行使に関する取り組みや課題

株主総会は有報の後に — 有報をもとに株主総会の議論を —

投函者(三井千絵) 4月3日、岸田首相は「有価証券報告書の開示時期を株主総会前にする環境整備について、金融庁を中心に検討を進める」と表明、その背景はこれが「海外の投資家からの要望」と理解されているため、今回は少し前進する …

親子上場、役員報酬、事業戦略、経営者に問う個人株主 (2024株主総会 1 )

投函者(三井千絵) プライムに残る条件 2024年が始まりはや3ヵ月がたち、今年も株主総会シーズンがやってきた。 ここ数年にはない寒さが長引く3月だったが、後半になると12月末決算企業の株主総会が開催されはじめた。オンラ …

株主総会2023その7 6月のオンライン株主総会 (後編)

投函者(三井千絵) 前編に続き、今年の株主総会について幾つか取り上げる。   グローバル企業と地元の株主 武田薬品工業(以下、武田)もオンラインには動画の配信のみで、質問は事前に提出する方式だ。大阪の帝国ホテル …

株主総会2023その6 6月のオンライン株主総会 (前編)

投函者(三井千絵) 株主総会シーズンが終わって、1ヶ月たち、少し振り返る余裕ができた。 今年はコロナ禍によるロックダウン後4回目の株主総会シーズンだ。3年前の2020年には、あわててオンライン対応を行った会社もあった。そ …

株主総会2023その5 気候変動株主提案のこれから – J-POWERの場合 —

投函者(三井千絵) 2度目の気候変動株主提案 6月28日、電源開発株式会社(J-Power)の第71回株主総会が行われた。これに先立ちJ-Powerは、昨年に続き2回目の海外機関投資家からの気候変動関連株主提案を受けてい …

株主総会2023その4 会社の主権を現場に戻す  — トヨタの場合 —

投函者(三井千絵) 豊田章男氏の14年間の総括 6月14日、トヨタ自動車株式会社(以下トヨタ)の第119回株主総会が行われた。議長は会長の豊田章男氏だ。出席した株主は第一会場(ホール)だけでは収まらず、同じ建物の中に別途 …

株主総会2023その3 Jリートのガバナンスの課題を考える

投函者(ミライ)   新たなガバナンスの議論の始まり 2023年度、コロナ明けの日本のコーポレートガバナンスの議論は、眠りから醒めたかのように再活性化している。東証では今年初めに発表を行った「市場区分の見直しに …

株主総会2023その2 コロナ禍明けのオンライン総会 — 安川電気の場合 —

投函者(三井千絵) 2023年度の株主総会シーズンがやってきた。5月に入り「新型コロナウイルス感染症」の位置付けが5類の感染症になると、気温の上昇と共に街角や公共交通機関でマスクを外す人が増えた。多くの企業がオフィスへの …

気候変動株主提案が求めるもの

投函者(三井千絵) トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は5月10日、6月14日に予定している株主総会にあたり、北欧の機関投資家3団体から株主提案を受けており、取締役会はそれに反対することを決議したと発表した。トヨタの発 …

株主総会2023その1 株主総会と経営者 – キヤノンの場合 —

投函者(三井千絵)   – – 伝統的な経営者、ぜひ新世代に伝える工夫も – – – キヤノンの株主総会は、桜が満開の下丸子駅から8分も歩いたところに …

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